皆様こんにちは。リラ吉です。
先日、草津温泉にある老舗旅館「奈良屋」に宿泊することができました。
今回の記事ではこの奈良屋さんに2人で宿泊した際の値段や景色等について書きたいと思います。
目次
奈良屋とは
奈良屋産は草津バスターミナルから徒歩5分、湯畑からは徒歩1分ほどの場所にある旅館です。
建物は木造で趣を感じます。それもそのはず、創業は明治10年(1887年)、100年以上の歴史がある老舗です。
100年以上の歴史はありますが、しっかり掃除・手入れがされており、建物の中は非常にきれいな印象です。
また、草津観光の起点となる湯畑のすぐそばなので、立地も非常に良い旅館です。
温泉
- 源泉:白旗源泉
- 効能:神経痛/リュウマチ/胃腸/痔/婦人病/子宝/糖尿病/病後回復/ストレス解消/筋肉痛/神経痛/美肌作用/皮膚病
- 泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
草津には草津温泉には、湯畑、白旗、西の河原、地蔵、煮川、万代鉱の6つの源泉がありますが、奈良屋さんで使用している源泉は白旗源泉です。
白旗源泉は1193年8月3日に源頼朝が発見し入浴したと言われている草津の源泉で一番古いものになります。
草津の源泉の中では少し白濁したのが特徴です。
効果は「恋の病以外なんでも治せる」と言われています。もちろん実際には何でも治せるわけはありませんが、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩といった、筋肉や関節、神経系の痛みを和らげる効果があります。
実体験としては、私はデスクワークのせいで首・肩・腰が痛むことがよくあります。旅行の際も痛みはあったのですが、温泉に入った直後に痛みは消えました。
しかし、また仕事中に痛みが出てきたので、治すというより一時的に痛みを和らげる効果があるように思えます。根本的に治すには日々のストレッチ、トレーニング等が必要であるというのが私の意見です。
また美容・美肌にも効果はありますが、皮膚の弱い方の長時間の入浴は肌に悪い影響が出る可能性がありますので注意が必要です。
草津温泉のphは2前後で入ってみると他の温泉と比べて非常にピリピリします。よく聞く話では1円玉を草津温泉に入れておくと1週間ほどで溶けてしまうそうです。
そのような温泉なので肌の弱い方が長時間入浴すると少し肌が赤くなることがあります。
白旗源泉は草津温泉の中では肌に優しい方ですが、入られる方はご自身の体調・肌の状態を考えて入浴時間を決めると良いかと思います。
また奈良屋さんには貸切風呂がございます。一つは内湯、二つは半露天風呂になっております。
私は檜の半露天風呂に入浴しました。入ってすぐに休憩する部屋があり、その奥にシャワールーム、露天風呂がありました。
他のお客様がいない中でお風呂に入りたいという方にはオススメのプランになっているかと思います。
部屋
今回宿泊した部屋は標準客室、一番お安い部屋です。
広くはありませんが、畳の香りがするきれいな和室です。
標準客室のほかにコンフォートエリア、泉游亭というより広いお部屋があるフロアもございます。
泉游亭の中には半露天風呂付きのお部屋もあります。
食事
私達は食事処での夕食・朝食付きプランを予約しました。
その時の夕食は下の写真のようなメニューでした。
このメニュー表の特徴はぱっと見ではどのような料理なのかわからないところです。
料理名の下を見ると、その料理に入っているものが書いてあります。
このメニューの意味は料理名とその材料からどんな料理が来るのかいろいろと想像して待っていてほしいという思いからこのようにしているようです。メニューがクイズで運ばれてくる料理が答えとも取れます。
そして実際に運ばれてきた料理が下の写真です。
味が良いのはもちろんですが、一つ一つの料理にコンセプト(ウサギの月見をイメージした料理など)があり、そのコンセプトとメニュー表にある料理名の関連性を見て「なるほど!」と思うのが非常に楽しかったです。
また朝食は下の写真になります。
豪華な朝食で非常においしかったです。
以上が草津温泉にある老舗旅館「奈良屋」の紹介になります。
伝統があり、また立地もいいので非常におすすめのお宿ですのぜひ宿泊していただけたらと思います。
リラ吉