皆様こんにちは。リラ吉です。
以前海外に住んでいた時に
「イギリスやアメリカでまともな日本食は食べられるの?人気なの?やっぱりエセ日本食しか食べられないの?」
とよく聞かれました。
というわけで、今回はイギリスやアメリカの日本食についてお話します。
さて、まずまともな日本食を食べられるかどうかですが、結論を言えば
「食べられます」
しかし、実はロンドンに住んでいたころは一回食べただけでしたので、参考になるかはわかりません。
というのも当時はJamie’s Italianというイタリアンレストランが好きでよくそこに行っていたり、友人とパブに行ったりしていて日本食を食べる機会がありませんでした。
唯一あった写真がこちらです。
見た目は悪くないと思います。
味に関しても美味しかった「らしい」です。
なぜ「らしい」なのかというと、「食べたとき『あっ、これは日本食だ』と思った。」と私の日記には書いてありました。
ただ残念ながらかなり前の話なので味も値段も覚えてませんでした。申し訳ございません。
ただNYに関していえば
このようなものが食べられます。
わりと見た目はまともですよね?
味は非常においしかったです。ラーメンについてはあの一風堂さん、うどんはつるとんたんさんのNY店です。
一番上の松茸ご飯に至っては香りも味も最高でした。
しかし1つだけ問題があります。
それは
「値段」
例えば上の画像のラーメンの値段ですが、$15します。
現在$1=約108円なので
15×108=1620円
私はメンマが好きでメンマをトッピングしています(本来メンマは入っていません)。
メンマのトッピングは$4なので
1620+4×108=2052円
ちなみに卵もいれる場合、$2掛かります。
つまり滅茶苦茶高いというわけです。
ちなみに私がアメリカにいた頃は現在$1=約120円でしたのでさらに高かったです。
しかもこの値段にさらにチップが必要となります。
ここで心配になるのは、「この店こんなに値段設定高くして大丈夫なのか?お客さんは来るのかな?」ということですが
それに関しては「全く問題はありません」
例えば写真の一風堂さんですが、昼の部と夜の部をやっていて、
今は新型コロナウィルスの影響があるのでわかりませんが、私がいた頃は夜の部の営業時間は17:00~23:30(金曜日は0:30)です。
基本的に私は22:00~22:30に行っていました。夕飯としてはあまりに遅いですね。
何故かというとそれより前に行くと行列ができていて、早くても30分、最悪の場合1時間~2時間待つことになるからです。
鯛茶漬けの写真のお店に関しても「夜の部の開店直後に行けば食べられるけど、それ以外なら予約した方がいい」と言われるくらい混みます。
つまり値段は高いが、日本食は人気でニューヨーカーは食べに行くということです。
特にマンハッタンはセレブが多いので、お金に余裕のある人が健康に良い日本食を食べに行くというわけですね。
面白いのはマンハッタンにもエセ日本食店もあります。
ただマンハッタンに住んでいる方はそういう店に行かないで、日本人が「これは日本食の見た目・味」と思えるような、ちゃんとしたものを出すお店に行く方が多いです。
日本人から聞いたらとか口コミを見て行動するからそのようになっているのかもしれませんが、まともな日本食を選んでくれるのは嬉しいです。
あと箸の使い方が上手な方も多いです。
レストランに関してはそんな感じですね。
日本食のお弁当に関しても少し問題があります。
例えば
こんなのがあります。
これどう見てもおかしいですよね。
日本語で「チキンカツカレー」と書いてあるのに英語では「Pork Katsu Curry」と書いてあります。
実はこのレベルは日常茶飯事です。
ただ私にとっては笑える話ですが、人によっては大問題の可能性もあります。
例えば宗教、もしくは体質のため豚が食べられない日本人がいるとします。
パッとこの商品を見たとき、日本語(チキンカツカレー)が目に入って買ってしまい、そして食べた後、ポークカツカレーだと気づく。
なんてことがあるかもしれません。
日本人であれば英語より先に日本語が目に入るのでこの可能性は0ではありません。
それとやはり「値段」も問題で
C.C.レモン(500ml)が$5.75します。
つまり
5.75×108=621円
500mlのジュースにこの値段はさすがに高いですよね。
でも輸送費などもあるでしょうから仕方ないんでしょうね。
どうしても飲みたい場合もあるので、売ってくれるだけでも嬉しいです。
というわけで今回はアメリカで食べられる日本食でした。
イギリスやアメリカに来てまで日本食を食べたくないという方が大半でしょうが、もし行くことがあれば1度くらいイギリスやアメリカの日本食も試してみてはいかがでしょうか。
リラ吉