2024年12月4日 水曜日 02:43

【プログラミング初心者向け】計算機アプリを作ってみよう Part5(ボタン作成編)

【プログラミング初心者向け】計算機アプリを作ってみよう Part5(ボタン作成編)

※この記事ではC#とWPFを使用してアプリを作成しております。MacOSではWPFを使用できませんので、その点はご了承ください。

皆様こんにちは。リラ吉です。

前回はTextBlockを作成しました。今回もUI部分(レイアウト)を作成していきます。

本記事ではボタンの作成を行います。

ボタンの作成

現在、プログラムは下の画像のようになっているかと思います。

50行目の</Viewbox>と53行目の</Grid>の間が空いていますが、ここに下記のコードを書きます。

<local:NumberButton x:Name="NumberBtn1" Grid.Column="0" Grid.Row="5" Number="1" Click="NumberBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}">
            <TextBlock Text="1" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </local:NumberButton>


        <local:NumberButton x:Name="NumberBtn2" Grid.Column="1" Grid.Row="5" Number="2" Click="NumberBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}">
            <TextBlock Text="2" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </local:NumberButton>


        <local:NumberButton x:Name="NumberBtn3" Grid.Column="2" Grid.Row="5" Number="3" Click="NumberBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}">
            <TextBlock Text="3" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </local:NumberButton>

        <local:NumberButton x:Name="NumberBtn4" Grid.Column="0" Grid.Row="4" Number="4" Click="NumberBtn_Click"  Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}">
            <TextBlock Text="4" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </local:NumberButton>

        <local:NumberButton x:Name="NumberBtn5" Grid.Column="1" Grid.Row="4" Number="5" Click="NumberBtn_Click"  Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}">
            <TextBlock Text="5" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </local:NumberButton>

        <local:NumberButton x:Name="NumberBtn6" Grid.Column="2" Grid.Row="4" Number="6" Click="NumberBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}">
            <TextBlock Text="6" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </local:NumberButton>


        <local:NumberButton x:Name="NumberBtn7" Grid.Column="0" Grid.Row="3" Number="7" Click="NumberBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}">
            <TextBlock Text="7" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </local:NumberButton>

        <local:NumberButton x:Name="NumberBtn8" Grid.Column="1" Grid.Row="3" Number="8" Click="NumberBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}">
            <TextBlock Text="8" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </local:NumberButton>

        <local:NumberButton x:Name="NumberBtn9" Grid.Column="2" Grid.Row="3" Number="9" Click="NumberBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}">
            <TextBlock Text="9" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </local:NumberButton>

        <local:NumberButton x:Name="NumberBtn0" Grid.Column="1" Grid.Row="6" Number="0" Click="NumberBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}">
            <TextBlock Text="0" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </local:NumberButton>

        <local:OperatorButton x:Name="PlusBtn" Grid.Column="3" Grid.Row="5" Operator="Add" Click="AddBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" >
            <TextBlock Text="+" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText2}"/>
        </local:OperatorButton>

        <local:OperatorButton x:Name="MinusBtn" Grid.Column="3" Grid.Row="4" Operator="Sub" Click="AddBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" >
            <TextBlock Text="-" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText2}"/>
        </local:OperatorButton>

        <local:OperatorButton x:Name="Times" Grid.Column="3" Grid.Row="3" Operator="Mul" Click="AddBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}">
            <TextBlock Text="×" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText2}"/>
        </local:OperatorButton>

        <local:OperatorButton x:Name="Divided" Grid.Column="3" Grid.Row="2" Operator="Div" Click="AddBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}">
            <TextBlock Text="÷" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText2}"/>
        </local:OperatorButton>

        <Button x:Name="equal" Grid.Column ="3" Grid.Row="6"  Click="EqualBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}">
            <TextBlock Text="=" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText2}"/>
        </Button>

        <Button x:Name="point" Grid.Column="2" Grid.Row="6" Click="PointBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}">
            <TextBlock Text="." FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </Button>

        <Button x:Name="AC" Grid.Column="2" Grid.Row="2" Click="ClearBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}">
            <TextBlock Text="AC" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </Button>

        <Button x:Name="PlusMinus" Grid.Column="0" Grid.Row="6" Click="PlusMinusBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}">
            <TextBlock Text="±" FontSize="32"  Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </Button>

        <Button x:Name="Squared" Grid.Column="1" Grid.Row="2" Click="SquaredBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}">
            <TextBlock Text="x²" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </Button>

        <Button x:Name="Root" Grid.Column="0" Grid.Row="2" Click="RootBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}">
            <TextBlock Text="√x" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </Button>

これまで書いてきたものと比べると、かなり長いコードですね。

解説はこの記事の後半でやるとして、今の状態で「デザイン」をクリックしてみてどのようになったか見てみましょう。

見た目が完全に計算機になりました。ではなぜ前回までのマス目しかなかったデザインがこのように計算機の見た目になったのか解説していきます。

コードの解説

このコードでは0から9までの数字ボタン(NumberButton)と演算子などそのほかのボタン(OperatorButton)を作成しています。やっていることは一緒なので1のボタンだけ解説します。

1のボタンは下記のコードです。

<local:NumberButton x:Name="NumberBtn1" Grid.Column="0" Grid.Row="5" Number="1" Click="NumberBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}">
            <TextBlock Text="1" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText1}"/>
        </local:NumberButton>

まずこのコードを翻訳すると下記のような感じです。

「定義したNumberButtonを作ります。名前はNumberBtn1、0列5行目に作ります。Numberは1です。クリックするとNumberBtn_Clickイベントが起こります。余白は10,10です。スタイルはCalcButton、ボタンが有効かどうかは紐づいているIsEnableButton次第です。ボタンの中にTextBlockを作ります。TextBlockに書いてある文字は1でフォントのサイズは32です。スタイルは作成したCalcText1になります。以上でボタンの作成を終わります」

ではもう少し詳しく解説していきましょう。

<local:NumberButtonと</local:NumberButton>は「自分で定義したNumberButtonを作りますよ」という意味になります。このボタンの定義については別の記事で書きますので、今は深く考えなくて大丈夫です。

x:Name=”NumberBtn1″はボタンの名前ですね。今回はNumberBtn1という名前にしました。

Grid.Column=”0″ Grid.Row=”5″ は何列の何行目にこのボタンを作成するのか決めています。1のボタンは1列目の6行目にあります。しかしWPFやC#は1行目からではなく0行目からはじまります。そのため、1のボタンは0列目、5行目になります。今回は列(Grid.Column)、行(Grid.Row)の順で書いてしまいましたが、順番を逆にしても大丈夫です。

Number=”1″は見たまんま「Numberは1ですよ」という意味になりますが、この「Number」というのは後に作ることになりますので、その時解説します。また、ここではNumber=と書いていますが、下記のコードではOperator=になっています。なぜそうなっているのかも別の記事で解説します。

<local:OperatorButton x:Name="PlusBtn" Grid.Column="3" Grid.Row="5" Operator="Add" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" >
            <TextBlock Text="+" FontSize="32" Style="{StaticResource CalcText2}"/>
        </local:OperatorButton>

話を戻して Click=”NumberBtn_Click”についてですが、これは「クリックしたら『NumberBtn_Click』というイベントが発生するよ」という意味です。このイベントの中身は後日かくことになります。

次にMargin=”10,10″についてですが余白のことです。

ボタンをよく見てみると。

このようにグレーの背景と白の背景の二つがありますね。このグレーの部分がPart3で作成したGridで、白の背景の部分と1という文字が今回作ったボタンです。

ボタンの余白というのは

この矢印部分になります。ここを10pixelにすると指定しているわけです。

Style=”{StaticResource CalcButton}”についてはこのボタンのスタイル、つまり挙動や見た目を「CalcButton」に指定しています。

このCalcButtonはPart2で作成したものになります。詳しくは別の記事で書く予定ですが、今はPart2で書いた通りの挙動をさせるためにこのコードを書いたと思っていただいて大丈夫です。

IsEnabled=”{Binding IsEnableButton}”についてですが、IsEnabled=というのは「ボタンが有効かどうか(=押せるかどうか)」を決めるコードになります。基本的にはTrueかFalseが入ります。

そしてその有効か無効かをIsEnableButtonというものと紐づけているのかこの部分になります。

ただネタバレをすると、ここはTrueを入れても大丈夫です。「TrueかFalseを入れると有効無効が確定してしまうから、あとで色々変更できるようにしておこう」と思ってこのような形にしましたが結局使いませんでした。

<TextBlock Text=”1″ FontSize=”32″ Style=”{StaticResource CalcText1}”/>についてはこのボタンには「1」と書かれていますが、そのことを書いています。

ボタンの中にTextBlockを作成し、Text(=書かれている文字)は「1」、FontSize(=文字サイズ)は32、スタイルはPart2で作成したCalcText1という意味です。

ここまでは1と表示されているボタンの解説になります。残りの数字ボタンも考え方は同じですので、説明は割愛します。

解説は以上です。

今回までがUIの作成でした。見た目に関しては完成したので、次回以降は中身を作っていきます。

それではまた。

リラ吉

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皆様こんにちは。リラ吉です。 昨年、日本一と言われている旅館「加賀屋」に宿泊しましたが、先日露天風呂付の別のお部屋に宿泊できました。 今回の記事では加賀屋さんの「能登渚亭・温泉露天風呂付き和洋室 311号室」について書きたいと思います。 加賀屋について 加賀屋とはまず加賀屋ですが、石川県七尾市の和倉温泉にある温泉旅館です。 「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」(全国の旅館業者の中から選定)の総合部門1位を36年連続を受賞したことから「日本一の旅館」と言われています。 アクセスアクセス方法は車、高速バス、和倉温泉駅(JR七尾線・のと鉄道七尾線)から徒歩25分、バスで12分(バス10分、バスを降りてから徒歩2-3分)、タクシーで5分、駅からの送迎になります。 送迎は12時からとなっておりますので、早めに来て荷物だけ預けさせていただいて観光をしたいという方は和倉温泉駅からバス、タクシーで行くのが良いかと思います。 部屋 部屋は大きく分けて下記の5種類があります。 浜離宮雪月花能登渚亭能登客殿能登本陣 浜離宮が最高ランクで次が雪月花になります。 喫煙室と禁煙室がありますので、宿泊の際はどちらを希望するのか伝えたほうがいいかと思います。 能登渚亭311号室 私たちが宿泊したのは能登渚亭にある311号室になります。 311号室の詳細はは下の映像を見ていただけたらと思います(音が出ますのでご注意ください)。 映像の通り、温泉露天風呂付、フィットネスバイク付、デスク付き、LG Styler(クリーニング機)付の広めのお部屋です。段差が一切ないのも特徴です。 このタイプのお部屋は311号室しかなく、特別なお部屋になっています。 非常に快適なお部屋ですが、欠点を挙げるのであれば「海が見えない」ということです。 お部屋が海側にないため、海を見ながら食事をする、露天風呂に入る等ができません。海側にこだわる場合は海に面しているお部屋をお勧めします。 その他だと和室で食事ができないのも欠点と感じる方がいらっしゃるかもしれません。昨年宿泊したお部屋は和室で座椅子に座って食べましたが、311号室はテーブルでの食事になります。 施設 施設については売店については一つの小さな商店街なのではないかというくらい多くの店があります。お菓子などのお土産や加賀谷さんの入浴剤や浴衣も購入できますし、九谷焼、山中塗、輪島塗の商品も売っております。 また朝市もやっており、自宅でも能登の海の幸を食べたいという方にもおすすめです。 料理 料理については2食(夕、朝)付いていおりました。 311号室はお部屋での食事になります。 夕食の内容は下の写真の通りです。 松茸(後から追加)、お刺身、アワビ、お肉等があり、味については言うまでもな以下とは思いますがおいしいです。 朝食は下の写真になります。 味が良いのはもちろんですが、火をつける際にはマッチを使う、輪島塗の食器を使うといったこだわりを感じました。 以上が加賀屋に宿泊した際の感想になります。 以前の記事でも書きましたが、加賀屋さんは間違いなく毎年日本一の旅館候補に上がるほどのサービスを提供していると思います。 ご興味のある方はぜひ宿泊していただけたらと思います。 今回は以上です。ここまでお読みいただきありがとうございます。 それではまた。 リラ吉

【宿泊記】草津の老舗旅館「奈良屋」の温泉・部屋・食事を解説

皆様こんにちは。リラ吉です。 先日、草津温泉にある老舗旅館「奈良屋」に宿泊することができました。 今回の記事ではこの奈良屋さんに2人で宿泊した際の値段や景色等について書きたいと思います。 奈良屋とは 奈良屋産は草津バスターミナルから徒歩5分、湯畑からは徒歩1分ほどの場所にある旅館です。 建物は木造で趣を感じます。それもそのはず、創業は明治10年(1887年)、100年以上の歴史がある老舗です。 100年以上の歴史はありますが、しっかり掃除・手入れがされており、建物の中は非常にきれいな印象です。 また、草津観光の起点となる湯畑のすぐそばなので、立地も非常に良い旅館です。 温泉 源泉:白旗源泉効能:神経痛/リュウマチ/胃腸/痔/婦人病/子宝/糖尿病/病後回復/ストレス解消/筋肉痛/神経痛/美肌作用/皮膚病泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉 草津には草津温泉には、湯畑、白旗、西の河原、地蔵、煮川、万代鉱の6つの源泉がありますが、奈良屋さんで使用している源泉は白旗源泉です。 白旗源泉は1193年8月3日に源頼朝が発見し入浴したと言われている草津の源泉で一番古いものになります。 草津の源泉の中では少し白濁したのが特徴です。 効果は「恋の病以外なんでも治せる」と言われています。もちろん実際には何でも治せるわけはありませんが、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩といった、筋肉や関節、神経系の痛みを和らげる効果があります。 実体験としては、私はデスクワークのせいで首・肩・腰が痛むことがよくあります。旅行の際も痛みはあったのですが、温泉に入った直後に痛みは消えました。 しかし、また仕事中に痛みが出てきたので、治すというより一時的に痛みを和らげる効果があるように思えます。根本的に治すには日々のストレッチ、トレーニング等が必要であるというのが私の意見です。 また美容・美肌にも効果はありますが、皮膚の弱い方の長時間の入浴は肌に悪い影響が出る可能性がありますので注意が必要です。 草津温泉のphは2前後で入ってみると他の温泉と比べて非常にピリピリします。よく聞く話では1円玉を草津温泉に入れておくと1週間ほどで溶けてしまうそうです。 そのような温泉なので肌の弱い方が長時間入浴すると少し肌が赤くなることがあります。 白旗源泉は草津温泉の中では肌に優しい方ですが、入られる方はご自身の体調・肌の状態を考えて入浴時間を決めると良いかと思います。 また奈良屋さんには貸切風呂がございます。一つは内湯、二つは半露天風呂になっております。 私は檜の半露天風呂に入浴しました。入ってすぐに休憩する部屋があり、その奥にシャワールーム、露天風呂がありました。 他のお客様がいない中でお風呂に入りたいという方にはオススメのプランになっているかと思います。 部屋 今回宿泊した部屋は標準客室、一番お安い部屋です。 広くはありませんが、畳の香りがするきれいな和室です。 標準客室のほかにコンフォートエリア、泉游亭というより広いお部屋があるフロアもございます。 泉游亭の中には半露天風呂付きのお部屋もあります。 食事 私達は食事処での夕食・朝食付きプランを予約しました。 その時の夕食は下の写真のようなメニューでした。 このメニュー表の特徴はぱっと見ではどのような料理なのかわからないところです。 料理名の下を見ると、その料理に入っているものが書いてあります。 このメニューの意味は料理名とその材料からどんな料理が来るのかいろいろと想像して待っていてほしいという思いからこのようにしているようです。メニューがクイズで運ばれてくる料理が答えとも取れます。 そして実際に運ばれてきた料理が下の写真です。 味が良いのはもちろんですが、一つ一つの料理にコンセプト(ウサギの月見をイメージした料理など)があり、そのコンセプトとメニュー表にある料理名の関連性を見て「なるほど!」と思うのが非常に楽しかったです。 また朝食は下の写真になります。 豪華な朝食で非常においしかったです。 以上が草津温泉にある老舗旅館「奈良屋」の紹介になります。 伝統があり、また立地もいいので非常におすすめのお宿ですのぜひ宿泊していただけたらと思います。 リラ吉

【プログラミング初心者向け】計算機アプリを作ってみよう Part5(ボタン作成編)

※この記事ではC#とWPFを使用してアプリを作成しております。MacOSではWPFを使用できませんので、その点はご了承ください。 皆様こんにちは。リラ吉です。 前回はTextBlockを作成しました。今回もUI部分(レイアウト)を作成していきます。 本記事ではボタンの作成を行います。 ボタンの作成 現在、プログラムは下の画像のようになっているかと思います。 50行目の</Viewbox>と53行目の</Grid>の間が空いていますが、ここに下記のコードを書きます。 <local:NumberButton x:Name="NumberBtn1" Grid.Column="0" Grid.Row="5" Number="1" Click="NumberBtn_Click" Margin="10,10" Style="{StaticResource CalcButton}" IsEnabled="{Binding IsEnableButton}"> ...