皆様こんにちは。リラ吉です。
かなり前の話ではございますが、基本情報技術者試験に合格致しました。
今回の記事では合格した際の参考書、勉強方法、時間について書きたいと思います。
目次
参考書
参考書は下記の教科書と問題集を使用しました(私が使用したのは令和元年用のものなので正確には違う本ですが同じシリーズのものです。)。
この本を選んだのは「会社の経費で参考書を買っていい」という話になったのですが、
買ってもらうなんて申し訳ないという気持ちから値段の安い本を選んだというしょうもない理由からです。
そんなしょうもない理由で選んだ本でしたが、図が多く、また重要な文字は大きな文字、あるいは緑字で書かれていましたのでわかりやすかったです。
どこが出題されやすいかも書かれており、問題も載っているので結果的には良かったです。
ただ後に本屋で立ち読みをして、下記の本のほうが図やイラストが多く理解しやすとも感じました。
欠点を言うなら私が購入した教科書より900円ほど高いという点ですね。
あとは文字が多めな気もしましたが、下記の本も説明が分かりやすかったです。
この本のAmazonページを開くと下図が出てきます。
どの本にするか迷われている方は参考にしていただけましたら幸いです。
引用元:令和03年-基本情報技術者-合格教本-情報処理技術者試験-角谷一成
個人的なイメージですが、イラストが多いほうがいい方はキタミ式、文字が多めの教科書らしい教科書なら合格教本が良いかと思います。
他の本や問題集については立ち読みをしませんでしたので書くことが出来ません。申し訳ございません。
勉強方法
勉強方法としては10月の試験に向けて8月から勉強を始めましたが、8月~9月中旬は教科書中心、9月下旬~10月は問題集中心でした。
8月~9月中旬は単純に教科書の最初から最後まで一つ一つ理解しながら読み進めていきました。
基本情報技術者試験の午前は用語の意味や内容、計算方法を理解しているかが大事になります。
逆に丸暗記するところは少ないので、赤シート等を使って用語を丸暗記するような勉強法より、しっかり文章を読んで内容を理解する勉強法が良いかと思います。
また、9月下旬~10月はひたすら問題集を解いていましたが、試験時間と同じ時間を計りながら模擬試験を行うようなことは一切しませんでした。
あとは午後のプログラミングでは表計算を選びましたが、これについてはマクロの読み方を覚えただけで、あとは少し問題集の問題を解いたくらいです。
勉強時間
勉強時間についてですが、基本的には平日の通勤時の電車の中で勉強をしました。
私が電車に乗っている時間は45分なので往復で1時間30分の勉強時間です。
これを8月の頭くらいから行いました。1ヶ月間に平日が20日あるとすると、10月の試験日までに50日間くらいは平日に勉強したかと思います。
土日は試験前日に2~3時間勉強したくらいです。
これらを合計すると78時間になります。
もちろん「電車を降りるまで時間があるけどキリが良いからもうやめよう」という日や逆に「もう電車を降なければいけないけどキリが悪いから家でキリの良いところまでやろう」という日もあったので、実際は75~80時間の間どこかだと思います。
私の大学・大学院時代の専攻は電気工学でしたし、基本情報を受験した年の4月に私は人事からIT関係の部署に異動してきたため、ITの知識はそこまでありませんでした。
おそらく大学等でITについて学んでない人としては短い時間での合格だったと思います。
これは私が優秀だから・・・ではなく、当時は5月に数日間IT初心者向けの社外研修に参加させていただいていたのですが、そこで学んだことで基本情報技術者試験の試験範囲と被っていたものがあったためです。
もしこの研修がなかったら100時間は必要だったと思います。
なのでITの初心者・知識があまりない方は100時間、ITの知識がある方は50時間くらいあれば合格できるかと思います。
後悔
上記の通り8月~9月中旬は教科書中心、9月下旬~10月は問題集中心で勉強しましたが、もう少し教科書を読む時間を減らし、問題集を解く時間を増やせばよかったと思いました。
その理由は基本情報技術者試験の問題(特に午前)については過去問と同じようなものが多数出題されるため、過去問をいかに多く解いておくかが点を取るうえでは大事だと感じましたためです。
なので私がやった「教科書をたくさん読んで理解し、過去問を解いて理解力を深める」というやり方ではなく「過去問を沢山解いて理解する。教科書は補助」というやり方のほうが良かったかなと思います。
以上が私が基本情報技術者試験に合格した方法です。
もっと効率のいい方法はいくらでもあるかと思いますが、
1つの例として参考にしていただければ幸いです。
それではまた。
リラ吉