2024年11月21日 木曜日 16:37

投資・経済関係

【高配当株式紹介】フランスの総合エネルギー企業「トタル(TOT)」

皆様こんにちは。リラ吉です。 今回の記事では高配当銘柄「トタル(TOT)」についてお話していきたいと思います。 この記事で簡単にですが数分でトタルとはどんな会社なのかを知っていただけますと幸いです。 トタル(TOT)の基本情報 トタルは石油マーケットのスーパーメジャーの一つの数えられる、フランスの総合エネルギー企業です、つまりエクソンモービル(XOM)やシェブロン(CVX)などと同じような会社です。 売上等は下記の通りです。比較対象としての情報も載せておきます。 ティッカーTOTXOM年度2020/122020/12売上高(百万ドル)178,574119,704営業利益(百万ドル)-5,623-30,653当期利益(百万ドル)-7,242-22,440EPS(ドル)-2.90-5.26 コロナショックの影響もあり、2020年総売上高は178,574(百万ドル)でした。営業利益は、ブレント価格、天然ガス価格、および精製マージンの低下により、前年同期比53%減の-5,623(百万ドル)となっています。 最近話題に上がる再生可能エネルギーへの取り組みについては、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS B)とBP(BP)は積極的に行っているものの、再生可能エネルギーへのシフトを発表するのとほぼ同時に減配しました。 シェブロンとエクソンモービルは、減配はしていないものの、再生可能エネルギーはあまり積極的に行ってはいません。 トタルは、これらの企業の間に位置しており、「エレクトロン」と呼ばれる事業を大幅に拡大しつつ、炭素事業も継続的に成長させようとしています。またこちらのサイトによると2019年度の配当が$2.15だったのに対し、2020年度は$3.82と増配しました。 炭素事業も継続的に成長させようとしている理由はクリーンエネルギーへの移行が完了するには数十年かかると考えていおり、炭素燃料は長い間存続することになるからです。   トタルのチャート・配当利回り TOTのリアルタイムチャートは下のようになります。 ここ5年で見ると、コロナショック前は一時60ドル台まで上がったものの、40ドル台後半から50ドル台半ばくらいの株価になっています。コロナショック直前は50ドル台半ばでした。 その後コロナショックで20ドル台まで落ちたものの、回復し、現在は40ドル台後半まで来ています。 配当利回りについてはこの記事を書いている段階で6.64%です。配当月は1月、4月、7月、10月になっています。   まとめ 簡単にですが、トタルについて解説させていただきました、 配当利回りは驚異の6%越えで再生可能エネルギーにも取り組んでいる企業の為、今後も暴騰はしないものの、コロナショックのようなことがなければ暴落もしないような企業かと思います。 また1月、4月、7月、10月が配当月の企業はMO、PM、JPMなどありますが、3月、6月、9月、12月配当の企業よりは数は少ない為、これらの月に配当が欲しい方は、購入を考えてみても良いかと思います。 今回は以上です。それではまた。 リラ吉

【初心者向け】インカムゲインとキャピタルゲインのどっちを重視するべきか

※この記事は投資初心者向けの記事です。その点をご了承の上、お読みください   皆様こんにちは。リラ吉です。 今回は初心者向けの株式投資のお話をします。私自身、まだまだ投資初心者のヒヨッコですが、だからこそ投資初心者の気持ちはわかります。 投資初心者がよく悩むのは「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」のどちらを重視して投資をするべきかです。 私はポートフォリオを見て頂けますとわかりますが、両方やっています。そんな私が出した結論は「どちらを重視するかは人による」になってしまいます。ただそれは私は下記のように考えているからです。 「単純に利益を大きくしたいならキャピタルゲイン(個別株)」 「利益はそこそこ大きくしたい、でも個別株ほどストレスを感じたくないならキャピタルゲイン(インデックス)」 「ストレスなく、また少しずつ不労所得が欲しいならインカムゲイン」 ではこのように考えたのはなぜなのかをお話ししていきたいと思います。 「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」とは まず前提として「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」が何なのかわからなければならないのでこの二つの意味について解説します。 株式投資で得られる利益には「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」があります。 インカムゲインとは 一般的に「インカムゲイン」とは利息・配当よる収益のことです。 例えば 銘柄株価年間配当A社$100$5 このような銘柄があるとします。あなたはこのA社の株を$100で購入し、持っているだけで毎年$5の配当が得られます(正確には$5から税金が引かれますがここではわかりやすくするために考えないものとします)。 この$5が「インカムゲイン」というわけです。 なので「インカムゲイン」を狙う方は配当を出している銘柄を購入する必要があります。   キャピタルゲインとは では「キャピタルゲイン」とは何でしょうか?これは株式等を売却した際に発生する利益の事です。 例えば 銘柄購入時の株価現在の株価B社$100$200 このような銘柄があるとします。あなたはB社の株を$100で1株購入しまし、今その株は$200になっているとします では今売ったらあなたはどれほどの利益を得られるでしょうか?これは当然$200-$100で$100の利益です(ここでも正確には税金がかかりますが考えないものとします)。 この得た利益$100が「キャピタルゲイン」です。 「キャピタルゲイン」を狙う方は配当を出していない銘柄を購入することをおすすめします。理由は配当金はその会社の利益から出しています。 仮にA社とB社の利益が100億円あるとして、その100億円のうち50億円を配当に使い、残りの50億円を設備投資などに使っているA社と、100億円すべてを設備投資に使っているB社ではどちらが成長し、株価が上がりやすいでしょうか? おそらくB社のほうが株価は上がりやすいと思います ※全ても会社がそうというわけではありません   利益を大きくしたいならキャピタルゲイン 利益を大きくしたいなら「キャピタルゲイン」をおすすめします。理由は上手くいけば「インカムゲイン」より圧倒的に多い利益を得ることが出来ます。 ここでは「キャピタルゲイン」についても個別株を購入する場合とインデックスファンドのETF購入する場合で分けたいと思います。   リスクが高くても利益を大きくしたいなら個別株 リスクが大きくてもとにかく利益を得たい。億り人になりたいという方は個別株をおすすめします。つまりある企業の株を買って、上がるのを待つということです。 理由については初心者なりの経験上ではありますが、私の3月のポートフォリオを見ると、1株$176.75で10株購入したことがわかります。 Tesla社の株(以下TSLA)が2021年3月31日の終値で$667.93になっていました(正確には購入株数は2株でしたが1:5の株式分割があったので現在は10株になっています) TSLAは自社株以外では私が初めて購入した株で、購入日は2020年2月7日です。約1年間で株価は3.7倍になりました。 もし私が2021年3月31日の終値でTSLAを売ったとすれば、利益は$4,911、利益率277%になります。 「インカムゲイン」で得られる利益率は株価に対して平均して年2~4%、5%を超えると株価に対して配当が多すぎるのでちょっと怖くなります。 このTSLAの1年間で上がった277%のキャピタルゲインと年数%のインカムゲインでは比較になりません。 なので利益を大きくしたいならキャピタルゲイン、特に個別株がおすすめですが、ここには落とし穴もあります。 それは「リスクが大きい」ということです。一つの企業に投資するわけですから、その企業の業績が悪くなったり、不祥事が起きれば株価は暴落するわけです。 例えばですが BlackBerry(BB)   GameStop Corporation (GME) 上記のチャートですが、どちらの銘柄も2020年に大暴騰し、その後暴落しました。 もし、暴騰する前にこれらの銘柄を購入していれば、億万長者になれた可能性もあります。 しかし上がっている途中、あるいは上がり切った後に購入した場合、大損した可能性もあるわけです。 もちろんこれは極端な例です。 例えば同じようにキャピタルゲインが狙えるCrowdStrike(CRWD)は     このように順調に上がってはいます。 とはいえ、どんな会社でも株価が下がる可能性を秘めています。1社に集中して株を買うということはその会社と良い時も悪い時も運命を共にするようなものです。これはリスクが高いです。 リスクが高いのは嫌という方はキャピタルゲイン狙いの個別株への投資は控えるべきかと思います。 また、今後上がっていくであろう銘柄を選ぶ必要がありますが、これはとても難しいです。「【読書感想】バフェットの財務諸表を読む力の内容・感想」で書いたようなファンダメンタルやチャートを見るようなテクニカルな銘柄の調査が必要になります。 なので、銘柄を選ぶのが難しい、やりたくない、怖いという方もキャピタルゲイン狙いの個別株投資は控えるべきかと思います。 では「リスクが大きくなく、銘柄選びをしないでいい方法がいい」と思う方はキャピタルゲイン狙いの投資は出来ないのでしょうか? そんなことはありません。そんな方にお勧めなのがインデックス投資になります。   利益はそこそこ大きくしたい、でもリスクが大きいのは嫌ならインデックス投資 上記の通り、キャピタルゲイン狙いの個別株投資の難しいポイントは①1社に集中してリスクが大きい ②銘柄選びが難しいということでした。  つまり、①1社ではなく分散して投資できる ②銘柄選びが簡単であればいいのです。これができるのがインデックス投資です。 インデックス投資とは正確に言えばとある指数(TOPIXや日経平均、NYダウなど)に連動するようにした銘柄に投資するということですが、これではわかりませんね。 簡単に言えば「企業の詰め合わせ(ETF)に投資する」ことです。 例えばバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)という銘柄は米国の上場企業の約3,500社の詰め合わせです。この銘柄1つを買うということは間接的に米国の3,500社すべて、つまり米国全体に投資をするようなものです。 上記の通り、1社ではなく分散して投資したいわけですが、VTIのような銘柄を買えば間接的に数千社に分散して投資できるので一つ目の問題は解決です。 しかし、この詰め合わせに投資したとして、1,2社が暴落したとしたらどうなるでしょう? 答えは「たいして変わらない」です。 これは皆さんの髪の毛が3,500本あると思ってください。そのうち1,2本が傷んだとしても見た目は変わらないでしょう。それと同じです。 なので個別株よりリスクが小さく済みます。暴落があるとすればコロナショックのように多くの企業にダメージがあるような場合です。ただそれも時間とともに回復します。 また、銘柄選びも個別株ほど難しくはありません。この世にある企業から1社選ぶより、国や地域などの詰め合わせを選ぶ方がずっと楽ですから。 しかも大体人気の銘柄(詰め合わせ)は決まっています。VT、VTI、VOOあたりです。 VTは世界47国、約8,000銘柄の詰め合わせです。つまり世界全体に投資する銘柄というわけです。チャートについては下図の通りです。   VTIは米国の上場企業の約3500社、つまり米国経済そのものに投資する銘柄です。チャートは下図になります。    VOOはS&P500という指数に連動する銘柄です。簡単に言えば米国企業のトップ500社に投資する銘柄です。こちらもチャートは下図になります。   どの銘柄もコロナショックまでは順調に上がり、コロナショックで下がり、そしてまた回復しました。チャートを見てもリスクが低いことがわかりますね。 欠点は上記の例のように1,2社がダメージを受けても大きな影響はないですが、その逆もそうで、1,2社が暴騰しても大きな影響は出ないところです。 先ほどの髪の毛の例でいえば3,500本の髪の毛のうち1,2本ものすごく艶が出ても見た目が変わらないのと同じです。1つで8,000社に間接的に投資しているVTのような銘柄だとさらにですね。 なので詰め合わせを構成している数が大きければ大きいほど(=分散されていれば分散されているほど)リスクが低くいですが、逆に伸び方もなだらかになります。 ただ私は少しずつでも人類は確実に進歩していくと思っています。なので全世界、あるいはその世界を引っ張る米国に対するインデックス投資は多くはないかもしれませんが確実に利益を得る方法であり、確実に利益は出ると思っているためストレスも少ない投資だと考えます。 他の注意点としては特定のファンドが選んだグループに投資する「アクティブファンド」ようなものもあります。インデックス投資をしようとして、間違ってアクティブファンドが選んだグループに投資しないようにするというくらいです。日本の証券会社からは買えないですが、ARK社のETFが有名ですね。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({}); ストレスが少なく、また少しずつ不労所得が欲しいならインカムゲイン ストレスなく、また少しずつ不労所得が欲しいならインカムゲイン狙いがおすすめです。つまり配当を出してくれる銘柄を購入し、配当金を貰いながら買い足し、さらに配当金を貰いということを繰り返す方法です。 これは一番ストレスが少なくて済む方法かと思います。というのも、キャピタルゲインほど株価の上がり下がりを気にしなくていいからです。 気にするのは暴落しないかどうか、配当を出し続けていて、なおかつ配当を上げているかどうかです。流石に暴落したらダメージが大きいですし、配当をやめられては困るので。 なので投資対象は①継続して配当を出してくれる銘柄 ②継続して増配している銘柄 ③下落にしにくい銘柄になります。 よく名前が挙がるのがProcter & Gamble(PG)ですね。この会社はよく見かけますが、洗剤などを売っている企業です。 まずこのPGは継続して配当・増配をしている銘柄です。 そしてこういった生活必需品を扱っている企業が暴落に強い企業になります。新型コロナウィルスが流行っても流行らなくてもみんな服は洗濯するかと思います。なのでどんな状況でも売り上げは出ると考えられます。 他にもCoca-Cola社やJohnson &...

【初心者向け】配当が狙える3つのETFに関する記事の概要・感想

※この記事は投資初心者向けの記事です。その点をご了承の上、お読みください 皆様こんにちは。リラ吉です。 投資先としてETFは手軽に分散投資が出来る優れた商品ですが、悩むのは「どのETFに投資するのか」という点です。 ※「ETFがなにかわからない」という方はリベ大の学長が詳しく説明しておりますので、そちらをご参照していただけますと幸いです。 https://www.youtube.com/watch?v=bfghGc9JkgA   私自身はVOO、VYM、SPYD、HDVに投資をしていますが、果たしてそれでいいのか悩みます。 そんな時、そんな悩みを少しだけ解消してくれた記事がありましたのでご紹介したいと思います。 その記事とは 3 Vanguard Dividend ETFs That Could Make You Rich | The Motley Fool です。今回はその概要と感想を書いていきたいと思います。 なお、あくまで内容を翻訳し、まとめたものですので、全文を読みたいかたは是非上記のリンクから記事の飛んでみてください。 内容 概要 配当銘柄は長期的な収益が期待でき、不労所得の源泉ともなるため、ポートフォリオに加えるのに適している。 しかし、配当銘柄を選ぶのは難しい。個別銘柄に投資するには、相当量の調査が必要で、しかも費用がかかることが多いからだ。 そんなときは、配当金ETFに投資するのが一番の近道かもしれない。各ETFには数百種類の銘柄が含まれているため、ポートフォリオを瞬時に分散し、リスクを抑えることができる。 配当ETFには数多くの種類がありますが、バンガード社が提供するこの3つのETFから始めるのが良いだろう。 バンガード米国増配株式ETF(VIG) Vanguard Dividend Appreciation ETF (VIG)は、ナスダック米国ディビデンド・アチーバーズ・セレクト指数に連動しており、配当金の支払いを年々増加させてきた企業の200以上の銘柄が含まれている。 設立以来、年率10%近い平均収益率を得ている。また、このファンドは過去1年間、四半期ごとに1株あたり約0.50~0.60ドルの配当を行ってきた。 バンガード・インターナショナル・ハイディビデンド・イールドETF(VYMI) Vanguard International High Dividend Yield ETF (NYSEMKT:VYMI)は、平均以上の配当利回りの可能性がある世界中の企業の約1,200銘柄を含んでいる。 ファンドの4分の1が新興市場に割り当てられており、リスクが高く、変動が激しいが成長の余地が大きいと言える。 リターンの面ではVIGと似ているが、長期的に平均以上の成長が見込める分、より多くのリスクを抱えている。 バンガード米国高配当株式ETF(VYM) Vanguard High...

【米国投資情報】最近IPOした3社に関する記事の概要 と感想

皆様こんにちは。リラ吉です。 最近新しい投資先を決めるために様々な記事を読んでいましたが、その中に読んだ面白い記事がありました。 その記事とは 3 Top Recent IPO Stocks to Buy Now です。今回は翻訳した概要と感想を書いていきたいと思います。 なお、あくまで内容を翻訳し、まとめたものですので、全文を読みたいかたは是非上記のリンクから記事の飛んでみてください。 内容 概要 ・出会い系アプリの会社、DIYゲームの会社、ヘルスケア・テックの会社が最近IPOした ・その会社とはBumble (NASDAQ:BMBL)、Roblox (NYSE:RBLX)、Hims & Hers (NYSE:HIMS)の3社 Bumble ・Bumbleは、BumbleとBadooという2つのデートアプリを持っている ・Badooは、同カテゴリーの他のアプリと大きな違いはありませんが、マッチした後に最初にメッセージを送るのは女性だけという特徴がある ・Bumbleは、デートユーザーのためのソーシャルネットワークを確立することに重点を置いる ・BumbleとBadooを合わせると、月間アクティブユーザー数は4,000万人を超え、250万人の有料会員を抱えている ・昨年のBumble社の収益は、前年比11%増の5億4,210万ドル ・しかし同社のフリーキャッシュフローは2019年から50%減少し、4,560万ドルになったが、この理由は2月のIPOに関連した一時的な法務、会計、コンサルティング、およびIRの費用によるもの ・BumbleとBadooのアプリは、30カ国以上で売上の高いiOSのライフスタイルアプリのトップ5に入っています。 Roblox ・Robloxは、過大評価されている株のように思えるが、同社にはその株価を裏付ける印象的な業績がある ・Robloxはフリーランスのビデオゲームデザイナーなどが、Robloxのプラットフォームでコンテンツをセルフパブリッシュすることを可能にしており、ユーザーは、iOS、Android、PC、Mac、Xbox、Oculus RiftのようなVR機器などのデバイスでゲームをすることができる ・2020年末には、Robloxのデイリーアクティブユーザー数は3,260万人となり、2019年に比べて85%増加し、同社のプラットフォームで利用可能なゲームは2,000万以上に上る ・同社は昨年、9億2400万ドルの収益を上げましたが、2019年には5億840万ドルだった ・同時に、Roblox社はフリーキャッシュフローを前年比2,736%増の4億1,120万ドルという驚異的な数字で改善した。この増加は、COVID-19のパンデミックにより、自粛が増えたことが大きな要因 ・Robloxは毎年、売上の22%をプラットフォームの改良に再投資しているにもかかわらず、同社はいまだに莫大な利益を上げている ・新機能(ゲーム内の3D空間音響技術など)の展開、高齢者層へのアプローチ、グローバル展開、収益化率の向上など、今後も十分なチャンスがある ・過去1年間で、同社の1日あたりの有料アクティブユーザー数は171%増の49万人に達した。これは大きな数字だが、全体のユーザー数の2%にも満たない数字である。今後も成長を続けるための方法がたくさんあるので、見逃せない注目のハイテク株であることは間違いない Hims & Hers ・Hims & Hersは、世界初の垂直統合型デジタルヘルスケア企業になることを目指している点でユニークである ・Hims & Hersは、抜け毛やスキンケア、不安や憂鬱、ニキビなどの市販薬を提供するサブスクリプション型ビジネスとしてスタートした。その後、テレヘルスやテレファーマシーにも事業を拡大している ・同社は、1回のバーチャル訪問で39ドルという低価格を実現しており、予約の待ち時間は1時間以内となっている。 ・これまでのところ、Hims & Hersのサービスに対する顧客満足度は94%に達している ・2020年、同社は加入者数を毎年64%増の31万2,000人に伸ばし、同時に同社の売上高は前年比80%増の1億4900万ドルになりった ・今年、Hims & Hersは、売上高を34%増の2億ドルと見込んでいる。この売上に対し株価はかなりの高いが、同社は今後も成長を維持する方法を持っている ・今後、Hims...

【要約・感想】「バフェットの財務諸表を読む力」

※最初に断っておきますが、これは一個人の感想です。また、本の内容と違う部分もあると思います。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 くまおは~リラ子です。🐻 今日は 「バフェットの財務諸表を読む力」 の読書感想を書いていこうと思います! まず、バフェットさんについて簡単に紹介します(/・ω・)/※Wikipedia引用 氏名:ウォーレン・バフェット(Warren Buffett) 出身:アメリカ合衆国ネブラスカ州オマハ 生年月日:1930年8月30日(90歳) <職業・経歴> ・アメリカ合衆国の投資家 ・バークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、会長兼CEO ・世界長者番付で毎年上位に位置するほどの資産家 ・「投資の神様」と呼ばれるほどとんでもなく凄い人! この本は、 バフェットさんの息子さんの元妻であるメアリー・バフェットさんと バフェット家と長年の付き合いがあるデビッド・クラークさんが著者です。 ※本の詳細は、記事の最後に掲載します! ~~~~~~* それで、なぜ今回この本を選んだかと言うと、 最近投資を初めたばかりで知識がないので投資の「ファンダメンタル(基礎的事項)」的な見方を勉強しようと思い、 財務諸表による企業・投資分析を題材にしたこの本を手に取りました~✨ * 内容のレベルは、 財務諸表の各勘定科目が理解できる人、または、会計・簿記の知識がある人はスラスラ読めると思います~✍ 知識が全くない人でも読みやすく、ページの最後の方には用語解説も載っています。 会計や投資、企業分析の入門書的な役割も果たせる本ではないかと思います。 私の場合、1日10分程度で2週間で読み終わったかな📚(220ページあります。) 財務諸表って書いてあるくらいなので、簿記で使う勘定科目がたくさん出てきます。 バフェットさんは、各勘定科目から企業の経営状態・実績、経営者の手腕などを分析していて、 後半はバフェットさん流の数字の導き方などをもとに投資するべき企業を見極める術を教えてくれます。 この本で何度も繰り返し出てくるキーワードが「永続的競争優位性」です。 つまり、「企業が投資家に" どれだけ長く "、" 多くの利益 "を与え続けられるのか」が投資する上での重要なポイントであると。 そんなの当たり前じゃん~とか思ってましたけど、現代とバフェットさんが活躍してきた時代は異なるので・・・ いやでも!ファンダメンタル的な見方はリアルタイムが主流の現代には通用しないんじゃない?とか思いましたけど、 投資初心者にとっては基礎の基礎を教えてくれるわかりやすい本でした<m(__)m>(意外とわかりやすくて初心者でも理解できましたよ♬) 投資のテクニカル分析とか自分には難しいので"(-""-)"こういった本で徐々に勉強していく方が勉強しやすいなぁ~と気づかせてくれた本でした😊 ~~~~~~* *まとめ なぜバフェットさんは年利約21%を50年近く維持することができたのか、その基礎となる考え方を教えてくれる本です。 成功の秘訣は「永続的競争優位性」を見極める力。 投資初心者でも読みやすく投資以外のことでも応用できる知識だと思いますので、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。 最後にバフェットさんの言葉を添えて、 『あなたは会計を理解するだけでなく、会計の行間に潜む機微を理解する必要がある。  会計はビジネスの共通言語だ。  言語として完全とは言いがたいものの、会計を学ぶ努力をしないかぎり、  そして財務諸表を読んで理解する努力をしないかぎり、自分で株の銘柄を選択することなど夢のまた夢である』 ーウォーレン・バフェット  ※「バフェットの財務諸表を読む力」P14引用 *書籍詳細

【株式投資】売上高が約2倍!遠隔医療専門企業「Teladoc Health社」とは

皆様こんにちは。リラ吉です。 最近どこに投資しようかなと、様々な企業を調べていました。 その中に気になっていてる株がありましたので、今回の記事ではその会社をご紹介します。 その会社の名は名はTeladoc Health社(NYSE:TDOC)です。 この会社の株価チャートは下図になっています。 ※このチャートは毎日更新されますので、当記事の内容と合わないことがございます さて、なぜこの会社が気になったかと言いますと、下記の3つの記事を読んだからです。 2 Stocks Cathie Wood Loves That Should Be Bigger Winners Than Tesla 3 Stocks That Could Double Your Money 2 Green Flags and...

【投資情報】Lucid Motors社とTesla社の比較記事の概要・感想

皆様こんにちは。リラ吉です。 先日投資関係の記事を読んでいたら、「3 Major Technology Advantages That Lucid Motors Has Over Tesla」という記事がありました。 昨年株式市場で話題になったTesla社との比較であること、 またポートフォリオ紹介でも書いていますが、私自身がTesla社の株を保有しているため非常に気になった記事だったので、 今回はこの記事についての概要、感想を書きたいと思います。 なお、あくまで内容を翻訳し、まとめたものですので、全文を読みたいかたは是非上記のリンクから記事の飛んでみてください。 内容 ・Lucid Motors社は、今年上場予定の注目の電気自動車(EV)企業の一つ ・Churchill Capital IV社(NYSE:CCIV)と合併することを発表した ・バイデン政権がEV普及のための政策を進めるのではないかと言われている ・Lucid Motors社のバッテリーはV2V充電(他のEVからEVを充電)とV2G(電気自動車の蓄電池に蓄積されている電気エネルギーを代電力網に送る)の両方が可能 ・Lucid Motors社によると4.5mi/kWh以上を達成できる。Tesla Model Sが約4mi/kWh、他のライバルは3mi/kWh以下 ・ドライブユニットの小型化にも成功。ドライブユニットは9馬力/kgと、3馬力/kgに近いライバルに比べてはるかに高い数値を実現 ・しかし実社会でこの結果が得られることを証明する必要がある ・Tesla社にも便利で直感的なスーパーチャージャーネットワーク、良い顧客基盤を持つ、ツイートで全世界の注目を集めるCEOなどの利点がある ・これらの比較はLucid Motors社がTesla社よりも全体的に優れているということの証明にはならない ・Lucid MotorsがTesla社の技術革新に拍車をかけることで、両社はより広くEVの普及を促進することができる rakuten_design="slide";rakuten_affiliateId="1f78c900.c452a690.1f78c901.fb331d23";rakuten_items="ctsmatch";rakuten_genreId="0";rakuten_size="468x160";rakuten_target="_blank";rakuten_theme="gray";rakuten_border="off";rakuten_auto_mode="on";rakuten_genre_title="off";rakuten_recommend="on";rakuten_ts="1618017933704"; 感想 記事の内容を見てみるとLucid Motors社の技術はTesla社よりも優れているところがあるが、実社会(実際に道を走らせてみてなど)での証明は出来ていないようですね。 とはいえ、理論値では優れているわけですし、上場したら話題にはなりそうです。 ただ、売れる車というのは各パーツが優れているのはもちろんですが、デザインだったり運転しやすいか、値段は適切かなども大きく影響します。 その辺りがどうなっていくのかが気になりますね。 あとはこの記事の冒頭でも書いておりますが、私自身がTesla社の株を保有している為、Tesla株への影響も気になります。 Lucid Motors社がTesla社より性能、デザイン、価格で総合的に優れていることを証明すれば、Tesla社の株価が下がることも考えられます。 逆にそれを証明できないならTesla社の方が魅力を感じます。 お互い競い合うことで成長して、人類に良い影響を与え、株価も2社とも上がるという結果が良いですが、どうなることやらです。 あとはどっちに転んでもいいように、EV関係のETFや投資信託を買っておくのもおもしろいかもしれません。 バイデン政権がEV普及のための政策を進める可能性が高いことを考えると今日現在でかなり上がっていますが、EV関係のETF・投資信託に投資するのも悪くないと思います。 調べてみたところ、私が利用させていただいている楽天証券ではEV関係のETFは見つからりませんでした。他の証券会社様であればあるかもしれません。 投資信託であれば名前がEVではなく自動運転ですが、eMAXIS Neo 自動運転が無難そうです。管理費用も0.792%で許容できる範囲です。あとこの投資信託にはNIO社なども入っていますね。 まとめ というわけで、今回はLucid Motors社に関する記事の紹介でした。 Tesla社と比較しても高い技術を持った会社らしいので、どうなるかが気になります。 もしこの記事を読んで気になった方は、Lucid...

【要約】2021年版バフェットからの手紙の内容

皆様こんにちは。リラ吉です。 2021/02/27にBerkshire Hathaway Letters to Shareholders、通称「バフェットからの手紙」の2021年版が公開されました。 全文はこちらになります。 16ページにも及ぶ手紙となっていますが、一部を抜粋し、まとめてみたところ下記のような内容になっていました(あまりに長いので本当に一部です) 要約 バークシャーの利益 ・バークシャー・ハサウェイは2020年に425億ドルを稼いだ(営業利益219億ドル、キャピタルゲインによる実現利益49億ドル、未実現利益267億ドル、一部の子会社や関連事業の評価減による損失110億ドル) ・損失110億ドルの多くはプレシジョン・キャストパーツ(PCC)が原因 コングロマリット ・バークシャーはしばしばコングロマリットと呼ばれている。コングロマリットは一般的に事業全体を買い取ることだが、これには問題があり、取引に飢えているコングロマリットは、重要かつ永続的な競争力を欠いた、あまり良くない企業に焦点を当てなければならなくなった。それは釣りをするには良い池ではなかった ・チャーリー氏と私(バフェット氏)のコングロマリットは、経済的に優れた多様な事業のすべてまたは一部を所有することを望んでいる。企業の永続的な競争力、経営陣の能力や性格、価格に基づいて、最も理にかなっていると思われるものに資本を投入していく バークシャーの価値の大部分 ・バークシャーの価値の大部分は4つの事業。最大の価値を持つのは、53年間にわたって中核を担ってきた損害保険事業 ・2番目と3番目に価値のある資産はアメリカ最大の鉄道会社であるBNSFの株式を100%保有し、Appleの株式を5.4%保有しているということ ・4位はバークシャー・ハサウェイ・エナジーの91%の株式。これは非常に珍しい公益事業で、21年間の保有期間中に年間収益が1億2200万ドルから34億ドルに成長した 自社株買い ・バークシャーは247億ドルの自社株買いをした。これは80,998株に相当 ・自社株買いによって所有権を5.2%増加させた ・アメリカのCEOは株価が暴落した時よりも上昇した時の方が自社株買いに多くの資金を割いているという恥ずかしい記録を持っている。私たちのアプローチはまさにその逆である ・バークシャーは年末以降より多くの株式を買い戻しており、今後さらに株式数を減らす可能性が高い ・バークシャーの株主は間接的に2018年7月の時点よりもApple社の資産と将来の収益の10%を多く所有している ・Appleも同様に自社株買いの意向を公言している。自社株買いが行われると、バークシャーの株主はAppleへの間接的な所有権も増加することになる 15の大きな投資先 ・15件の大きな投資先をリストアップした。15社は下記のリスト AbbVieAmerican ExpressAppleBank of AmericaBank of New York MellonBYD Co. Ltd.Charter CommunicationsChevronCoca-ColaGeneral Motors伊藤忠商事Merck & Co.Moody’sU.S. BancorpVerizon 今後 ・アメリカの経済発展の進歩はゆっくりとしたもので、むらがあり、しばしば落胆することもあった。しかし、我々は前進してきたし、今後も前進を続けるだろう。私たちの揺るぎない結論は...

【IPO情報】 Oatly社 -植物由来のミルク販売の会社-

皆様こんにちは。リラ吉です。 先日BBCのwebサイトで記事を読んでいたところ気になる記事がありましたのでご紹介します。 それはスウェーデンの植物由来のミルク(特にオーツミルク)を販売している会社、Oatly社が米国での証券取引所上場を計画しているという記事です(あくまで計画とのことです)。 投資云々の前にオーツミルクとは何かについて知りたい方は下記の記事をご参照ください。 【解説】マイナーフィギュアズのオーツミルクの購入場所・値段・味【オーツミルク】ALPROとマイナーフィギュアズの味・成分・値段等を比較 記事の内容 ・このIPOはオーツミルクの人気が急上昇しているため、同社が拡大を推し進めてきたことを受けての動き ・乳製品代替品の市場も乳製品アレルギーの増加や乳製品の環境への影響への懸念から、今後5年間でほぼ2倍になると予測されている ・ペプシコ社のクエーカーオーツやHPフッド社などが独自のブランドを立ち上げるが、この分野ではOatly社が最も急成長している会社である ・Oatly社の豆(エンドウ豆?)から製品から作られた新しいミルクの代替品も消費者の間で人気を集めている・Oatly社は昨年、同社は2億ドル(1億6000万ポンド)を調達し、ジェイ・Z、オプラ・ウィンフリー、ナタリー・ポートマンなどの著名人や元スターバックスCEOのハワード・シュルツからの投資を受けた   個人的な意見 個人な意見では近年、日本やアメリカでも健康志向の方が増えているように思えます。 少し調べてみたところオーツミルクは米国での売上が昨年4倍以上に増えて2億1300万ドルに達しており、 日本では植物由来のミルクというと豆乳が強い印象がありますが、アメリカではオーツミルクが伸びているようですね(ちなみにアメリカで一番人気なのはアーモンドミルクのようです)。 乳製品代替品の市場が今後5年間でほぼ2倍になると予測されていることから、IPO後に少し落ち着いてから購入・長期保持をしても面白いかもしれませんね。 とはいえ、多くの人が植物由来ではなく、牛乳をはじめとする動物由来の普通の乳製品を好むのも事実なので、若干投機的な印象もあります。 面白い分野ではありますが冷静に様子を見ながら投資するかは判断していきたいと思います。 以上です。それではまた。 リラ吉